みなさんこんにちは!Shiho(@shi0ch)です。
女性のみなさんに伺いたいのですが、あなたは自分の理想としていたキャリアを描けていますか?
ほとんどの方が、”No”、またはそれに近い回答をされるのではないでしょうか?
ちなみに私も、Noです。日々キャリアについて悶々と悩み、ブログまで始めてしまったのが何よりもの証拠です(笑)。
そこで今回は『女性のキャリア』について考えてみましょう。
女性のキャリアと家庭との両立は不可能?
女性の場合、男性のようにキャリアを積むことができない場合が圧倒的に多いです。仕事が楽しくなってきた、任せてもらえる仕事や責任の幅が増えた、そんな頃、結婚や出産を経験するからですね。
すると、責任のある、やりがいのある仕事が一転して、家庭との両立に高負荷をかけてきます。つまり、こういった仕事を引き受けにくくなるのです。独身時代は自分の時間だけを考えていれば良かったので、平日のメインは仕事にできたはずです。突発的な残業にも対応できたり、自分の都合でスケジュールを決めることができたことでしょう。
しかし家庭を持った途端、夕飯の買い物・や準備・洗濯物の取り込み・お子さんがいる場合は保育園のお迎え…などなど。自分以外の誰か・何かのために使う時間が圧倒的に増えます。
日本では子育ての犠牲になりキャリアを断念するのは女性
こういう言い方はしたくないのですが、現実なのでハッキリ言っておきましょう。日本で子育てしているのは、女性ばっかりです。それ故にキャリアを諦める/そもそもキャリアアップしたくないと考える女性のなんと多いこと!
家事育児をほぼ1人でこなし、フルタイム社員で働くだけでもあっぱれなのに、責任や残業を押し付けられるポジションにステップアップなんて、無理難題ですもん。
男性のみなさんからは
「在宅勤務の日は保育園/幼稚園の送り迎えしてるし」
「休みの日は家事手伝ってるし」
という反論の声が聞こえてきそうです。もちろんそれは奥様にとって非常にありがたいことでしょう。でも、
洗濯や洗い物、毎日やってますか?
料理はどうですか?
保育園や幼稚園から呼び出しがあったときに、お迎えに行くのは奥様ではないですか?
平日疲れたからといって、休日は昼まで寝ていること、ありませんか?
土日も奥様は朝から起きて洗濯したりしていませんか?
「家事育児は女性がやらなければならない」なんてルールはないのに、なぜか日本ではほとんどのご家庭で女性が家事育児のメイン担当、男性は「手伝う」ポジションなんです。
海外では男性の育児参加は当たり前
私が現在勤めているのは外資系企業なので、社員の4割が外国籍の方です。アメリカ・カナダ・中国・インド・ベトナム・オーストラリア・ドイツ・フランス・イギリス・フィリピン…あーキリがない!
コロナ禍において、”WFH(Work From Home:在宅勤務のこと) “やフレックスタイム制を取り入れていることもあるからでしょうか。男性の外国籍社員は朝のスケジュールに”kindergarten(幼稚園)”と入れてる方も多いです。「朝9時にミーティング入れていい?」なんて聞いた日には、「ごめんね、ボクは朝は可愛い子供たちを幼稚園へ送っていかないといけないんだ」とか平気で言われます。
こちらとしては若干仕事がやりづらいというのが正直なところですが、男性が当然のように子育てしているのを感じられる方が嬉しいので、笑顔でリスケしますよ。ハイ( ◜௰◝ )
女性のキャリアと家事育児|やっぱりママは偉い!!
ちなみに私はフルタイムで働くワーママ(ワーキングマザー)を「フルタイムダブルワーカー」と呼んで賞賛しています。
母親って、この世で1番大変な仕事です。断言してもいい。24時間、365日休みなし。しかも無給。求人票があったら誰が応募するでしょう?私だったら絶対しないです。
でもみなさん、しっかりママとして働いてるんですよ。偉すぎますよね。
マタニティブルーに悩みながら、交通事故と同じ衝撃を負って激痛の中出産し、翌日から不眠不休の戦いが始まる…私は出産を経験していないので聞いた話からしか想像できませんが、恐ろしすぎる…:(´◦ω◦`):プルプル
にも関わらず、プラスして社会に出て働くなんて、立派でしかありません!!これを読んでくださっているワーママのあなた!拍手喝采を送らせてください!いつも頑張っている自分を褒め称えてあげてくださいね!!
女性がキャリアを考えるときに大切なこと
女性がキャリアプランを考えるうえで最も大切なこと。それは、「計画性」です。
20代後半~30代にかけて、結婚・出産を経験するであろうと「仮定して」、プランニングをする必要があるということです。ココ大事です!仮定するだけです。
だって実際はそれ通りに進まないこともありますもん。もっと早く結婚したとか、逆に結婚しないとかね…。(後者:私です。苦笑)
でも考えていたのといないのとでは、行動も変わってきます。
結婚や出産などのライブイベントを加味して逆算プランニングをする
キャリアを意識する女性にとって、これは非常に重要。産休育休などで職場を離れる場合、その時点で「復帰後ぜひ戻ってきて欲しい!」「こういうポジションで引き続き活躍してほしい!」と思ってもらえる、つまり会社に必要とされる人財に成長していなければなりません。
これはたとえ優秀な人であっても、経験年数なくしては築き上げられないもの。理想は、産休育休に入る時点で最低2年、理想は3年以上勤続してその会社に勤めていること。同僚や上司との信頼関係なども出来上がっている頃ですので、理解を得られやすく、かつ温かく送り出してもらえるはずです。
20代女性はなんとなく働いていてはダメ!
では具体的に考えてみましょう。「だいたい30歳で出産したい」と仮定した場合の逆算プランニングです。30歳で産休育休に入るのであれば、その時点で2~3年勤続年数があるといいんでしたね。つまり、もし転職するのであれば27歳頃にはした方が良いということ。
結婚についても同様です。結婚によってもライフスタイルはガラッと変わりますよね。ワークライフバランスを重視した転職を考える場合、結婚してから転職するよりも転職を先にし、ある程度仕事に慣れた頃結婚する方が心身への負担は少なく済みます。すでにパートナーがいる場合、こういう話もできるといいですね。
こういったように、逆算してキャリアプランを考えて行動すると、タイミングを逃したり間違えることも減ります。また「今」「数年後」を意識することができるので、何の目標もないままダラダラ・なんとなく働くこともなくなるでしょう。ただし次入る会社を早期退職してしまうと途端にプランニングが狂い出すので、入る会社は慎重に選んでくださいね。あなたは会社から選ばれる側であると同時に、あなたにも会社を選ぶ権利があるのです!
新卒入社した会社を転職したい。でも今の会社で3年は働かないと不利にならない?
【結論】全然大丈夫!
よくある”3年勤めた方がいい”説。私は2年待たずして辞めました。同期は1ヶ月で辞めてる子もいましたね。さすがにこれはリスクですが、第二新卒として扱ってもらえるので1年ほど経験すれば十分戦えます。
「今の会社では今後の活躍が見込めなさそう」
「憧れる女性のロールモデルがいないから不安」
など、転職を意識し始めたらそちらに舵を切った方が良いです。
ただし、安易に辞めることはしてはいけませんよ。
企業が第二新卒に求めるものは若さ(エネルギー)・パッション・行動力・素直さなどです。現職がつまらないので嫌々辞めた若者に、果たしてパッションやエネルギーを感じるでしょうか?第二新卒はキャリアがない分、こういった若さ故の特権で勝負するしかありません。それすらも持てないようなら、ハッキリ言って転職活動をする資格がありません。転職市場で戦うアイテムを揃えられるまで、現職で自分を磨いてからにしましょう。
キャリアのことを考えるなら、20代のうちから計画的に!
20代なんて大学出たばっかりだし、まだ学生気分が抜けきらない方も多いでしょう。社会人ってなんやーって感じで、自分のライフプラン考えるとか早すぎる気がしてしまいますよね。でも、30歳過ぎてから初めてキャリアプラン考え出すと、本当に難しいんです。結婚出産は諦めないと多分キャリア形成って難しいと思います。もちろんめっちゃ頭良くてバリバリ仕事できるバリキャリタイプの人ならどうにでもなると思います。でも私のような一般ピーポー(古い?)には、悲しいけどこれが現実。そもそも私は20代の頃から意識したにも関わらず、ブラック企業に転職してしまったせいで計画がチャラになりました。この辺の話は、おいおい(笑)。
女性とキャリア。これって、正解がないトピックだと思うんです。ワーママしながら管理職の女性だって実際いるし、カッコイイロールモデルの女性も最近は増えてきました。大切なのは、自分はどうしたいのか考えることですね。
一人ひとり、生き方も周りのサポートの度合いも違います。その人にはできても自分にはできないこともあるでしょう。その逆も然り。正解がないからこそ悩むものですが、悩んで考えて行動するのとしないのとでは、きっと数年後に差が出るはずですよ。寄り道しながらでもいい。自分の目指す道に少しでも近づけるよう、毎日ちょっとずつ進んでいきましょう。
「何から始めたらいいかわからない…」そんな方は、転職のプロであるエージェントに相談してみるといいですよ!
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