気温が高くなると、生ごみ臭が気になりませんか?
ついに!
ついに!!
買っちゃったんです、ずっとほしかった、アレを。
そう、生ごみ処理機です!!!
電気で乾燥させるタイプの生ごみ処理機をお探しの方に向けて、今回は島産業さんのパリパリキューPPC-11を購入した私が、率直な感想をお伝えしてみたいと思います。
乾燥の様子や、実際に使ってみたパリパリキューの魅力、そして注意すべきポイントやデメリットについても詳しくお伝えします。参考にしてみてください。
生ごみ処理機 パリパリキューPPC-11の購入に至るまでの経緯
まず、なぜパリパリキューPPC-11を買ったのか、その経緯からお話ししましょう
- 家庭用ごみを減らして、少しでもエコに貢献したい
- 単に、ごみ出しに行く回数を減らしたい
- うちの地域ではごみ袋代が高い(1枚50円)
などいろんな要因があり、生ごみ処理機の購入に関しては以前から気になっていました。
調べたところによると、生ごみ処理機には大きく分けて以下の2種類があるようです。
2. 微生物の力で発酵させて堆肥にする、コンポストタイプ
都度都度ボカシを入れて2週間放置→堆肥になるというコンポストタイプは「なんか面倒くさいなぁ〜」と思っていました。
結局2つ購入しないと、その2週間の間は普通に生ごみ捨てることになるしね…
なので電気で乾燥させるタイプがいいなと思ってはいたのですが、でも乾燥式の生ごみ処理機って高いんですよね。
パ○ソニックのいいやつなんかは10万近くするし!!
壊れたら泣いちゃうね…
そこでいろいろ吟味した挙句、ようやく!
島産業というメーカーが発売している「家庭用生ごみ減量乾燥機 パリパリキューPPC-11」に辿り着きました。
パリパリキューPPC-11って?
このパリパリキューPPC-11は、島産業より2020月4月に発売された、乾燥式生ごみ処理機です。
- シンプルでオシャレなデザイン
- 置きやすいコンパクトサイズ
- 静音
- 臭いもほとんどなし
と、屋内で使いやすい設計!
価格は3万円ほど。決して安くはないですが、助成金で半額補助していただけたので実質1.5万で購入できました。
ちなみに私は、最安値だった楽天市場から購入しました
ちなみに、一人暮らしの方などは以下のパリパリキューブライトアルファがおすすめです。1~2人用のもっとコンパクトなサイズです。
見た目もスタイリッシュで場所を取らないのでおすすめですよ。
一人暮らしだとゴミ出しも頻繁にはしないので、生ごみ処理機があると助かるね!
パリパリキューPPC-11の特徴は?
パリパリキューは、温風で生ごみの水分を飛ばし、パリパリに乾燥させるという生ごみ処理機です。
発酵させて堆肥を作るタイプではないため、毎回ボカシを入れてかき混ぜる、などの手間はありません。
専用バスケットに生ごみをそのまま入れて、ボタンを押すだけという手軽さ!
乾燥後の生ごみは、そのまま捨てるか細かく砕いて有機質肥料としても活用できます。
運転モードと処理時間・処理量
運転モードは
①パリパリモード
②ソフトモード
の2つ。処理量に合わせて使い分けます。
パリパリモード | ソフトモード | |
処理物 | 乾燥しにくいもの | 乾燥しやすいもの |
1回の処理量 | 約500g (約1.4L)~約1000g (約2.8L) | 約300g (約1.1L)~約500g (約2.0L) |
処理時間の目安
(最大12時間で自動停止) | 約7時間30分~約10時間40分 | 約4時間10分~約5時間20分 |
目安として、我が家では生ごみの量が
- バスケットの半分くらい→ソフトモード
- それ以上→パリパリモード
にしています。入れる生ごみの水分量によっては、ソフトモードだと乾燥が足りないこともあります。
臭いや稼働音はどのくらい?
乾燥中の臭いは全くありません。
まだ買ったばかりなので脱臭フィルターが元気だからだとは思いますが、臭いと思ったことはないですね。
また稼働音に関しても、全く気になりません。
寝室に置いて乾燥させながら横で寝る、とかは厳しいと思いますけど(笑)
でもキッチンやリビングに置いて使っても、特別うるさいと感じることはないです。
もちろん稼働しているな、という音はしますが。
我が家では夜中に運転させており、皆それぞれ自分の寝室があるので音も臭いも問題ありません。
電気代はいくらくらいかかる?
電気代は、月々だいたい多くても1,000円ほどです。(パリパリモード1回30円程度×30日=900円)
一見高く感じますが、ゴミ出しにかかる手間や時間、臭いの問題がなくなると考えれば検討の余地あり!といったところでしょうか。
モードごとの乾燥時間と電気代の目安を以下にまとめました。
夏場は特に、生ごみを溜めておくと臭いも気になるもんね…
モード | パリパリモード | ソフトモード |
乾燥時間 | 約7時間30分~約10時間40分 | 約4時間10分~約5時間20分 |
電気代目安
※電力料金目安単価27円/kWh(税込)で計算 | 約28円~約45円 | 約16円~約23円 |
パリパリキューPPC-11を実際に使ってみた!使い心地は?
それでは早速、実際の使い心地をレビューしていきましょう!
箱を開けるとこのように、水切りネットも付属で付いています。
なくなったら市販の水切りネットを使ってもOKです。
その場合は不織布素材以外のものを使ってね
サイズもコンパクトで、女性でも持ち上げて運べます。
(外形寸法:幅230mm×奥行270mm×高さ270m、本体質量 約4.1kg)
脱臭フィルターをセットしたらあとは付属のバスケットに水切りネットをかけて、そこに生ごみを入れ、スイッチを押すだけ!
このバスケット、とても優秀で三角コーナー代わりに使えます。
料理時に出た生ごみをそのまま入れておけば、あとは本体にセットしてボタン押すだけなので本当に楽ちん♪
多少生ごみ以外のごみ(楊枝や紅茶のTバックなど)が混ざってても、そのまま乾燥させちゃってOKです。
投入できる生ごみ
ご飯・めん類/野菜・果物くず/茶がら/肉類・魚類/その他、一般的に人が食べられる食材・調理物
引用元:島産業株式会社HP
- 乾燥しやすいもの、乾燥しにくいものについては取扱説明書をご覧ください。
- スプーンやお茶パック、つまようじ等を誤って投入しても故障の心配はありません。
- 発火性の高いものは投入しないでください。(アルコール類・石油類等)
ほとんどの生ごみ処理機はこれがNGなので、分別をきちんとしないといけません。面倒くさがりさんにはピッタリですね。
いざ、乾燥開始!
今回はこの生ごみを乾燥させてみます。
電源ボタン1回→モードボタン1回でパリパリモードになります。
モードボタンを2回押せばソフトモード。今回はソフトモードで乾燥しています。
下の写真は、乾燥後の生ごみ。
生臭い臭いは一切なく、香ばしい香りがしてむしろいい匂いです。
写真だとちょっとわかりにくいですが、パリッパリです!
手で握ると粉々になるレベル。
ただ、期待したほどカサは減りませんね。
ごみの量自体を減らしたいと思われる方には期待外れとなると思います。
握り潰せば粉々になりますが、それよりも手に刺さるので気をつけてくださいね。
特に卵の殻(経験者は語る)
このまま可燃ごみで捨てるも良し、土に埋めれば有機肥料にもなるので尚良し。
家庭菜園している方にもおすすめですよ。
有機肥料として埋めてみました
家庭菜園と呼べるほどのものはないのですが、ちょっとの野菜と苺の苗を植えているのでそこに有機肥料として埋めてみたいと思います。
まずは穴を掘って…(両サイドにいるのが苺ちゃんです。興味津々の模様です)
乾燥させた生ごみを投入!
少し土を混ぜて分解が促進されやすいようにしてあげます
最後に土を盛って完了。
2週間ほどこのまま放っておくと微生物により分解され、肥沃な土になるそうです。
2週間経ったらもう一度掘り返してよく混ぜ、空気を含ませてあげるとより良いそうですよ。
(私はやったりやらなかったりですが…笑)
パリパリキューPPC-11のメリットとデメリット
パリパリキューPPC-11のメリデメをまとめてみます。
メリット
- 操作が簡単
- 音が静か
- 臭いがほとんど0
- 省スペースでも置ける
- 女性でも簡単に持ち運べる
- スタイリッシュなデザインで生ごみ処理機感がない
- コンポスト式のように2機用意する必要がない
デメリット
- ランニングコスト(脱臭フィルター代・電気代)がかかる
- 精密機器なので使い方によっては故障などのリスクがある
- 乾燥前/後とで劇的にごみの量が減る訳ではない(むしろほとんど変わらない)
といったところでしょうか。
ほぼメリットだらけですが、やはり購入後もコストがかかるのは大きなデメリット。脱臭フィルターに関しては、4~9ヶ月が交換の目安だそうで、
随分幅あるわね
これもお安くはないので費用面考えると結構かかります。(脱臭フィルターは1つ3,000円程度)
しかしながらメリットの方が圧倒的に多いですよ。
コンポスト式のように発酵失敗して虫が湧く…なんて悲劇は起こりませんし、何より操作が楽すぎて面倒くさがりさんには超おすすめ!
せっかく買っても、面倒くさくて続かないのでは買った意味がないですもんね。
実家のお母さんにプレゼントするのもいいかも!
助成金を使って賢く節約しよう
冒頭でもちょっと触れましたが、自治体によっては助成金が出る地域もありますよ。
必要な書類も申請書(名前や住所・購入した生ごみ処理機の情報について書く程度)と領収書・振込先の口座情報などで、特別複雑なものはありませんでした。
細かい補助内容や条件は自治体により異なりますが、私の住む地域では
- 電気式の場合:最大2万円を上限とし、購入金額の半分まで
- コンポスト式の場合:最大2,000円(2機まで )
とのことでした。
やはりコンポスト式は2機ないと実質意味が無いので、2台購入する方も多いのでしょうね。
詳しくはお住まいの地域のHPなどで確認してみてくださいね
まとめ~パリパリキューPPC-11はとても優秀!買って大正解◎~
友人宅でコンポスト式の生ごみ処理機を拝見して以来、ずっと気になっていた生ごみ処理機。
購入に至るまで半年以上迷いましたが、私は買って良かったと思っています。
そして、私の場合はこの島産業さんのパリパリキューPPC-11にして正解でした。
電気代はかかれど、恐らくコンポスト式ではたぶん…面倒で続かなかったかな、と。
母へのプレゼントの意味もあったので、生ごみ入れてボタン2回押すだけ、という手軽さも重要なポイントでした。2021年、1番良い買物でしたね♪
以上、島産業 パリパリキューPPC-11の生ごみ処理機レビューでした。
生ごみ処理機選びで迷っている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです
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