
みなさんこんにちは!Shiho(@shi0ch)です
前回の記事では、「クラウドワークスを活用した、仕事の探し方と案件の応募方法」をご紹介しました。
案件の探し方と応募の仕方を知りたい方は、こちらを参考にしてくださいね。

さて、案件に応募する際、

「どんな応募文を書いたらいいかわからない…」

「毎回同じような内容を書くのは面倒だな…」
と感じる方もいらっしゃるでしょう。
実はクラウドワークスのマイページから、案件応募時に使える「メッセージテンプレート」をあらかじめ作って登録しておくことができます。
ここにいくつかパターンを用意しておいて、応募する際はクライアント名や内容の一部を編集して使うようにするとグッと楽になりますよ。
提案文の作り方のポイントはもちろん、実際に参考にしていただけるテンプレート集も用意しました。
私自身がライターと事務アシスタントとして活動することが多いので、その2つのテンプレートを用意しています。
ほかのポジションにも応用できる内容なので、参考にしてください。
「何を書いたらいいのかわからない…」という方はコピペして使ってみてくださいね。
メッセージテンプレートの登録方法
それではさっそく、メッセージテンプレートの事前登録を一緒にやってみましょう。
1. マイページ(トップ場面)にアクセス
2. ワーカー名の右横にある▼をクリック
3. 「プロフィール編集」をクリック
4. 「メッセージテンプレート一覧」をクリック
5. 「メッセージテンプレートを作成する」をクリック
6. 任意の内容を登録して完了
流れとしては、たったこれだけです。どうですか?簡単でしょ?
仕事のジャンルによっていくつかテンプレを用意しておくと便利
テンプレートはいくつでも登録することができます。
自分がよく応募する内容のものを複数個登録しておくと便利ですよ。

ちなみに、私は8つほど登録しています。
たとえば、私はメインがライティングなので、よく応募するライティングジャンルで別々のテンプレートを登録しています。
・美容・健康・ダイエット系
・グルメ系
・恋愛系
・旅行系
etc.
また、ほかにも校正業務(記事チェック)や、事務アシスタント業務にも応募するので、
それ用のテンプレートも用意しています。
応募する際にはそれぞれに合ったテンプレートを呼び出し、クライアント名や納期の部分、その案件で活かせると思った自身の経歴/実績などを付け加えて応募していますよ。
実際に使える提案文テンプレ集(WebライターVer.)
メッセージテンプレートの登録方法がわかったところで、問題は「実際なんて書けばいいのか」というところですよね。わかります。
私も始めたばかりの頃は迷い、悩みました。
いろいろと調べたり、ネットの情報を参考にしたり、自分なりにアレンジを加えたりして今に至ります。
以降、提案文の作成方法を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
その前に、私が実際に使用している、<なんにでも使えるWebライターVer.>の提案文テンプレをお見せします。
〇〇様
初めまして。Shihoと申します。今回のお仕事内容を拝見し、これまでの執筆経験が生かせると思い応募いたしました。
なぜなら~。
現在は会社員の傍ら、〇〇メディア様での専属ライターをしております。ほかにも多様なジャンルでの執筆経験があります。
こちらに過去のポートフォリオをまとめておりますので、ご覧いただけますと幸いです。
(※掲載許可いただいたもののみ記載しております)
<ポートフォリオURLを記載>================================================
以下、簡単に自己紹介をさせていただきます。
◇関東在住/30代女性
◇稼働可能時間
平日:18時~23時
土日:9時~23時
◇過去のライティング実績
・健康
・グルメ
・美容
・ダイエット
・世界・日本の伝統・文化
・教育
・金融
・転職
・ICT、DX
◇得意ジャンル
・健康
・グルメ
・美容
・転職
================================================引き受けたお仕事は、納期厳守で責任をもって取り組んで参りますのでご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
実際に使える提案文テンプレ集(事務アシスタントVer.)
続いて、こちらは事務アシスタント(データ入力など)で使える提案文テンプレです。
〇〇様
初めまして。Shihoと申します。
会社員の傍ら、クラウドワークスにて事務アシスタント業務の請負やライターとして活動しております。今回、自身の経験が活かせる内容であったため是非お力添えが出来ればと思い応募致しました。
以下、自己紹介をさせていただきます。
関東在住、30代女性
社会人経験〇年目です。
【内訳】
有名ブランド店での販売業:〇年
外資系企業での人事:○年
外資系企業での英文事務職:〇年
ベンチャー企業での経理アシスタント職:〇年
IT企業での部長秘書:現在(○年○ヶ月)細かいことに気がつく、気が配れるためサポート役の方が適していると認識しております。
人と接するのが好きなこともあり接客業をしておりました。職務経歴書を添付しますので、詳細はそちらをご確認いただければと存じます。
また、OAスキル(タイピング、Word、excel、powerpointなど)には問題ございません。
タイピング速度は〇〇/30秒です。正確性は◇◇です。テレワーク歴も〇年ほどあり、googleツールの使用や、チャットツールを用いたコミュニケーションにも慣れております。
⇒Microsoft teams、Slack、チャットワーク、ZOOMなど。引き受けたお仕事は責任をもって取り組んで参りますので
ご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
データ入力やアシスタント職に求められるOAスキルや、タイピング速度、きめ細やかな作業が得意なことをアピールすると良いですよ。
タイピング速度は、このサイトで計測できます。
インターネットでタイピング練習 イータイピング
私はよくゲーム感覚で練習したり測定したりしていました。
職務経歴書の添付はマストではありませんが、自身をもって提示できる経歴であればプラス要素になるので添付するのがおすすめです。(本名や住所、電話番号などはブランクで構いません)
ではいよいよ、提案文に盛り込むべきポイントを解説していきます。
提案文に盛り込む8つのポイント
さて、提案文は相手へのラブレターです。やみくもに書けばいいわけではありません。
下記のポイントを押さえて盛り込んでいきましょう。
1. <クライアント名>様を冒頭に記載する
先述のとおり、ラブレターですのでまずは相手の名前を冒頭に書くのが礼儀です。
ラブレター云々の前に、これはビジネスメールでも一緒ですね。
2. 自分の名前を名乗る
こちらも常識の範囲内ですので割愛します。
3. この案件に応募した理由を記載する
案件に応募するに至った理由と、それを裏付ける根拠、もしくはあなたを採用することのメリットを記載しましょう。ここが採用の合否を分ける一番のポイントです。
たとえばライティング案件であれば、過去に実際に似たテーマの執筆をしたことがあるとか、その分野でやっていたことの知識がある・実体験を盛り込むことができる、など。
事務アシスタントであれば、ミスなく正確に入力することが得意、実際に似たような資料作成を請け負ったことがある、などを記載すると良いでしょう。
私のテンプレだと、以下の部分が該当します。
なぜなら~。
4. 実績やポートフォリオの提示
この世界では、「やれると思います」ではく、「やれます」が大前提です。
自信のないワーカーに依頼したいクライアントはいません。
では、なぜ「やれる」のか?それを裏付けるのがポートフォリオ(実績)です。
ポートフォリオを掲載することで、実際に執筆の経験があることを可視化できます。
ほかにも、SEOに強い記事を書くことのできるライターであることを裏付ける、以下のような情報を添えるのも効果的です。
「検索順位〇位を獲得」
「月間PV数〇〇獲得」
「○○のテーマで自身のブログを運営中」
など。
始めたばかりの頃は当然ですが実績がないので、なんとしても案件を獲得するのが先決です。
ガンガン応募していきましょう。
実績やポートフォリオを記載できるようになると、選考通過率が格段に上がりますよ!
また、ライターとしてのポートフォリオがなくても、ブログを運営している方はブログURLを載せるとアピールになります。
事務アシスタントの場合はポートフォリオはないと思うので、タイピング速度・入力の正確性を記載する、実際に作成したことのある資料のジャンルなどをできるだけ多く記載すると良いでしょう。
5. 簡単な自己紹介
個人情報を載せる必要はないので、ざっくりと「自分はこんな人間です」というのを載せておくと安心されます。
30代女性(男性)とか、東京在住、とか。
ライティング案件の場合、「メディアの特性上、女性がいい」とか、「東京在住のグルメライターを探している」、「金融系なので堅い表現をきちんと使えるライター」など求めるライター像が決まっていることもあります。
また、下記の情報は選考にプラスに働くことが多いので、盛り込んでおくことをおすすめします。
- wordpress使用経験
- 自身のブログ運営有無
- 画像選定可能
副業で時間が限定されているのか、フリーランスで融通か利くのか、いつ稼働できるのか、などの情報もあるといいですね。
クライアントが、依頼のボリュームを想定しやすくなるからです。
6. クライアントからの質問への回答
案件のページには、「応募時にはこの質問に答えてください」と記載されている場合があります(結構あります)。質問には必ず答えましょう。
ここを見落とすだけで、どんなにいい人材であっても採用されない可能性があります。
よくあるのは、以下のような質問です。
・月何本執筆できるか(ライティング案件の場合)
・週何時間稼働できるか
・副業かフリーランスか
・過去の実績
・長期継続可能か
7. こちらからの確認事項や質問
募集文を読んだ中で気になることや質問がある場合は、記載しましょう。
8. 結びの言葉
最後に、「ぜひ私を採用してください!」という結びの部分を綴っておしまいです。
私のテンプレだと以下の部分です。
これはあくまで汎用性の高い文章なので、もっと熱意を込めてもいいと思います!
どうぞよろしくお願いいたします。
まとめ
フリーランサーは自分で営業をかけ、案件を獲得していかないと収入になりません。
顔の見えない相手だからこそ、文字で伝える提案文のメッセージ内容は非常に重要です。
応募のときとても驚くのですが、1つの案件に応募しているワーカーのなんと多いこと!そのたくさんのライバルの中から、あなたという人物を選んでもらわなければなりません。
提案文でどれだけ自分をアピールできるかが採用の合否の分かれ目となります。
ぜひ私のテンプレを参考に、あなたなりのアレンジを加えて「相手にささる提案文」を作ってみてくださいね!
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