みなさんこんにちは。Shihoです。
ブログ活動と並行して、昼休みなどはTOEICの勉強をしているのですが「聞いたことないな」という表現に出会いましたのでご紹介したいと思います!
初対面:【I’m not in your shoes】という表現
先日TOEICの勉強をしていて、こんな問題に出会いました。
(正しい答えを選択する問題です)
- I wouldn’t tell her.
- It’s a great idea.
- I don’t know, but I’m glad I’m not in your shoes.
正解は
なのですが、私はこの【I’m not in your shoes】という表現を聞いたことがありませんでした。(正解はしました。ドヤッ)
なので、辞書で意味を調べてみました。
【I’m not in your shoes】の意味
In your shoesという表現の否定形なので、辞書で調べる際には肯定文として調べると良いですよ。
また、”your”の部分(所有格)は相手がだれかによって変わりうるので”someone”に置き換えて考えます。
【意味】
in someone’s shoes
(人)と同じ立場[境遇・地位]に身を置いて(みれば)
アルク 英辞郎 on the web より
ここでいう”shoes”の意味は「立場・位置」、
”in someone’s shoes”の使い方としては「相手の立場になってみると」というニュアンスで使うようです。
【I’m not in your shoes】の使い方を例題で確認
例題とともに確認してみましょう。
・You can’t know how other people feel until you are in their shoes. : その人の気持ちは、その立場になってみないと分からない。
・Be in my shoes. : 私の立場になってみろよ。
・I don’t want to be in your shoes. : 私は、あなたと同じ立場にはなりたくない。
・I’m glad I’m not in your shoes. : 私はあなたの立場ではなくてよかった。/私じゃなくてよかった。
日本語では「相手の立場に立って」同じ目線で考えることを、英語では【in your shoes】(直訳で「あなたの靴を履いて」)という言い方をするようです。
私が出会った例文は【I’m not in your shoes】という否定形での表現でしたが、肯定文の【I’m in your shoes】や、【in your (someone’s) shoes】など、様々なバリエーションがあります。
【I’m not in your shoes】は仮定法で使われることも多い
しかし、自分は自分、相手は相手なので、「あなたの立場」には実際に立つことができませんよね。
そのため、仮定法の用法で
“If I were in your shoes, ~”「もし私があなたの立場だったら〜」
というように使われることも多いようです。
「もし私があなただったらこうするかな」
「もしぼくが君だったら逆にそうはしないかな」
と提案するときとか、相手にアドバイスを求められたときに助言するシーンなどで使えますね。
ちなみに、似たような表現に
“If I were you,〜”(この〜の部分には、S(主語)+V(動詞過去形)が続きます)
というのがあり、これが仮定法の基本の表現です。
「もし私があなただったら、〜」と訳します。
現在のことを述べていますが、動詞を過去形にすることによって、「これはあくまで仮定の話ですよ」と聞き手にわかるようにします。
仮定法についてはまた後日詳しく書こうと思いますが、結構日常的に使うんですよね。
「100万円持ってたらなぁ(現在のことに関する仮定法)」
「今日の講義が1時間じゃなくて30分で終わればいいのになぁ(現在のことに関する仮定法)」
とか
「今日2度寝しなければ一限間に合ったのになぁ(過去のことに関する仮定法)」
「昨日のうちにホテル予約しておけばなぁ(過去のことに関する仮定法)」
とかね。
日本語でもバンバン使ってますよね。
まとめ:【I’m not in your shoes】の使い方
以上、【I’m not in your shoes】の用法でした。
TOEIC対策のみならず、ネイティブと話すときに
【If I were in your shoes, ~】「私があなたの立場だったらこうするよ!」
と、サッと使えたらカッコイイですね!
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